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2015-07-24

【絵本】「おおきな木」を読んで。ただ静かに与え続ける母を思い出したこと。


ブログテーマ:シンプル・ミニマルライフ
小学校4年の時の学級のテーマがこの「おおきな木」でした。なので、この装丁デザインはよく覚えています。先日、読み返す機会があり再読しました。

村上春樹さんの翻訳で新しく出版されたそうですが、手元にあるのも本田錦一郎さんが訳したもの。

おおきな木 本田錦一郎



訳で結構ニュアンスが変わってしまっているそうで、この両者の翻訳の違いについてはレビューなどでも多く言及されています。私はまだ本田さんの方しか読んだことがないので、なんとも言えませんが、両方読んだ父は、「全然違う、本田さんの翻訳の方が好きだ」と言っていました。

この絵本を再読してみて、思い出したのは、やっぱり母のこと。この本は母と私の共通の知り合いで本屋さんの方から頂きました。その方も母の死を知り、この本を読んで母を思い出してくれたそう。

絵本の中で、最後木は切り倒され切り株だけになってしまいます。でも老いて何もかもを失った「ぼうや」の最後の拠り所になったのはその切り株だった。「ぼうや」の心にもずっと「おおきな木」という存在が残っていたからここへ戻ってきた。

ただただ、静かに与え続けてくれていた母のような存在が、このおおきな木。娘だけではなくって、血のつながりのない友人という存在にもそんな印象を与えていた母。私にはまったくない部分なので、母のそういうところは本当に尊敬するし、見習いたいところ。

姿形は無くなっても、母の存在は私にとっておおきな拠り所です。


こちらが本田錦一郎さんの訳のもの。すでに絶版になっているので、中古しかないのが残念です。


こちらが新刊、村上春樹さんの訳のもの。

こちらもどんな翻訳になっているのか、ちょっと読んでみようと思います。



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