ヨガで暮らしと心を整える

【ザワークラウト】時間と乳酸菌が調理してくれる手軽な発酵食品。

目に見えないことを信じますか?と言われれば、割と信じる方なのですが、この微生物たちの働きは本当にすごい。

麹生活にすっかりはまり、甘酒醤油麹・塩麹と暮らしの定番になっております。

おかげさまで、腸内環境も整ってきてくれているようで、おなかも快適です。ぐぅ〜という音も頻繁に聞いています。

ザワークラウト 保管場所 

そして春キャベツが美味しい季節になってきたので、やってみたかった「ザワークラウト」にも挑戦しました。最近では乳酸キャベツ、なんて呼ばれ方もしているようです。かっこいい呼び方ですが、単純にキャベツのお漬け物ですね。

塩だけでつくるザワークラウト

ザワークラウトに必要なものは、密閉ビンとキャベツ。そしてキャベツの2%の塩だけ。もちろん、ローリエやキャラウェイシードなどのハーブがあっても。私はシンプルに塩だけです。

作り方もシンプル

まずはキャベツを千切りにし、2%の塩をふりかける。キャベツ 500g(1/2個ほど)だったら自然塩 10g。

10分くらいの放置でしんなりしてきたら、ここでしっかりとキャベツから水分を出すように揉んで混ぜる。

ザワークラウト 作り方 塩だけ

(この写真はどうみても千切りではないですが、2回目からは千切りにしています。千切りのほうが浸かりが早い)

このときは素手を使ってしっかりと。かなりしつこく水分を出すようにしています。

そしたら、ビンにぎゅうぎゅうに詰め込んでラップで空気に触れないようにします。キャベツが水分に浸かるように。空気を抜くように。

あとは蓋をしめて、常温で放置。

ザワークラウト 4日目

上の写真では、左がつけ始め(キャベツ半玉)、右が4日目(キャベツ1/4 玉)。だいぶ黄色くなっていますね。4日目でうちのは十分すっぱく美味しくなっていました。いい箸休め。

詳しい作り方はこちらのサイトを参考にさせていただきました。

▼ 植物性乳酸菌が摂れる発酵食品『自家製ザワークラウト』の作り方。 – IN YOU

本場のドイツではソーセージなどお肉料理の付け合わせになっていることが多いのも、動物性たんぱく質の分解を促し、消化を促進してくれるからだとか。

できるだけ毎日でも食卓に並べたいです。

作っているのは私でなく、乳酸菌。

塩麹にしろ甘酒にしろ、美味しくなるのに時間がかかるものは、作っているのは「私」という気がまったくしない。

私は最初の作業を少しするだけで、あとは、乳酸菌や麹におまかせ。

私じゃない、目に見えない乳酸菌や麹がものすごく頑張ってくれてるんだなーという気持ちのほうが高い。

ザワークラウトだけでなく、本当はなにもかも「私のはたらき」なんてないのだけれど。こういうお話をそういえばこないだお坊さんとしていたので、ふとそんな風に感じました。

暖かくなると、もう少し早く浸かりそうなので、管理には少し注意しながらも続けていきたい美味しい習慣。

そして、ついにぬか漬けもはじめました。この面倒くさがりやの私が。絶対作れないと思っていた甘酒を作れたことで、ちょっと自信がついたのかもしれません。

面倒臭くても、やっぱり体の中に取り入れるもの、食べるものは大切。また最近そう考えさせられることがあって、そう思うとこのくらいのことは面倒ではなくなってくる。結果的には一番コストパフォーマンスの良い美容健康法なんですね。

でも、ぬか漬けもとてもお手軽な方法をとったので、習慣になったらまた書きますね。