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2017-04-20

【かないくん】悲しみもぽっかりと空いた穴も埋めなくていい、ということ。

3年前の4月は結婚式を挙げて、たくさんの笑顔に包まれた月。

2年前の4月は、自分史上、悲しくて辛くてどうしたらいいのか先が見えなかった時。

同じ桜色の4月なのに、いろんな思い出が重なる。

そんなこともあってなのか、最近、母が夢にでてくることが時々あって、また「なんでいないんだろう」って悲しみが顔を出したりしていました。

インサイドヘッドというディズニーの映画を見てから、自分のいろんな感情がちょっと面白くもあるのですが。笑。

▶︎ ハワイでカナシミがやってきて、心地よく泣いていた話 

そして、久々に読みたくなって、開きました。

「かないくん」



谷川俊太郎さんが一夜で物語を書き、松本大洋さんが絵を2年かけて描いたという「死」をテーマにした絵本。

この絵本をはじめて読んだのは、まだ私に「死」というものが身近にやってくるとは想像もしていなかったころ。内容よりも、「谷川俊太郎と松本大洋のコラボ」の方に興味がわき読みました

それから数年がたって、母の死があり、今またもう一度読んでみようと思った。

物語は同じだけど、数年前に読んだ時とは、明らかに違う話になっていた。

また、もう少し年月がたつとまた変わるのかもしれない。絵本なのでとても短いお話だけど、長くつづくお話なのかもしれない。

その「死ってなんなんだろう」って思う余韻。それを考えさせてくれるような、最後のページとそのまま真っ白な裏表紙。

あれから2年たち、私は私の人生をまた過ごしています。

でもふとした時にやってくる悲しみとぽっかりと空いた穴は、それは決して埋まるものではないんだな、と最近気づいた。

埋めるものでもない、埋めなくてもいいと思った。

悲しみがある自分も、穴があいた自分もまた私なのであると。

ただそれを味わうだけなのだと、今はそう思い、そうしたいと思います。





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